2014年2月大雪被害と復旧

倒壊テント

災害の発生

2014年2月15日早朝、秩父地方を襲った未曾有の降雪により、当社秩父工場のテント倉庫が2棟倒壊しました。
また、倒壊による漏電で火災も発生しましたが、出勤していた従業員の努力により、大きな延焼もなく消し止めることができました。
これはひとえに、日ごろの訓練の成果が発揮されたといっても過言ではないでしょう。

安否確認システム画面

従業員の安否確認と生産体制の再構築

自社開発の安否確認システムで従業員の被災状況や出社可否を集計し、各部門の管理者がこの情報をもとに、いち早く生産体制を構築することができました。
これにより、被災から2日後には、ほぼ通常の業務体制に戻すことができ、納期遅れも最小限に抑えることができました。

復旧計画の策定と復旧

周辺道路の除雪が終わり、社内業務が正常化した後は当社BCPに基づき、迅速に復旧作業が開始されました。

解体

更地

骨組

2か月で仮復旧

新棟建設中

総括

今回の大雪被害において、日々の緊急対策訓練とBCPがとても重要であるということが証明された形です。
また、想定外のこともあり、今後の課題も浮き彫りになりました。
なお、今回の被害において取引先企業様にはご迷惑、ご心配をおかけいたしました。