
半凝固ダイカスト(ナノキャスト)の特徴
- アルミ溶湯を半凝固化することで、金属組織が安定(粒状組織)します。
- 通常のダイカストと比べ低温・高粘度となるため、引け巣や巻き込み巣が少なく寸法精度が上ります。
- ナノキャストは電磁撹拌によりアルミ溶湯を急冷・半凝固化=組織が微細です。
これらの特徴により、安定した高い機械的性質(伸び)を実現します。
半凝固スラリーのナイフカットの様子
固相と液相が共存した状態の半凝固スラリーを取り出し、ナイフで切断する様子です。
半凝固スラリーの特徴がよくわかる動画です。



半凝固ダイカスト(ナノキャスト)のターゲット
・高圧部品・高強度部品
・鋳鉄・プレス部品からの材質・工法置換(軽量化)
・アルミ鍛造品からの工法置換(コストダウン)


